久々にログインできたときの喜びといったら
つ 歓喜の歌
ベートーヴェン 第9 合唱 『歓喜の歌』訳詞付 Choral "Ode to Joy" Beethoven ...
おお! 人の生きる喜びよ! って感じです(大げさ)
第九といえばハーメルンのバイオリン弾き最終巻・クライマックスで流れるときのコメントに『年末によく流れる~』みたいな説明があったけど、
自分的に第九=年末ってイメージは無いなあ。踊る大捜査線・交渉人でラスト流れてたなあとかそんな感じ(今にして思えばあれがいわゆる年末とかクリスマスだったのか)。映画とかドラマのクライマックスのイメージかな?
そして第九つながりでそろそろ小説版・奏(騒)楽都市OSAKAの時期ですなー。
そして来年は終わクロから十年か……
なんかしたいなあ。そして資料集とか出ないかなあ。
(近況としては相変わらず。眠いです。バイトです。めがってなんです?
あ、インフルさんの予防接種受けましたー。いたひ……)
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最近読んだ本。
まだ全部書いてません……
(姑獲鳥の夏まで終了)
『亡霊は夜歩く』はやみねかおる(青い鳥文庫)
レーチ登場!
この時点では彼は単なるゲストキャラであり、その内面は語られていないんですよね。つまりこの話単体では「何考えてんだろう?」ってところが多々あり、ちょっと不思議な感じがw
例のネックレスのシーンとか、ダンスのくだりとか、告白(!)とか「気障だなあw」と思うんですが、後々の彼の文学的苦悩を想うと……
すごい頑張ったんだね! レーチかっこいいよ!
と褒めちぎりたくなるw よく頑張った! でも……後々の数年後(最新刊・夢水清志郎の事件簿3)を思うと……
もっと頑張ってもいい(遠い目)。
といわずには居られないw どうしようw
いや、文学的苦悩はいいんですよ。らしくて。でもね、3年生の時点でね、伝わってないというか……もっとがんばれ!
うん、レーチの話はその辺にして。今回の犯人さんのお話。
今にして思うと、魔女の先走りって感じもするなあ。この犯人像。
動機とかは全然違うんですけど、近しい人で、なんだか哀しい雰囲気が似てるなあ、と。
教授は「みんなを幸せにする」名探偵だと思います!
そして、今回の『学園祭』という行事に対する姿勢とか、後の修学旅行のことを考えると随分しみじみ考えさせられました。先生と生徒、そして生徒たちのシステムや環境に対する考え方。
今回の一件があったからこそ修学旅行は一層あんなふうだったんじゃないかな。つまり、
みんな楽しんでるなあ……!
ってw あやかし修学旅行は人生のマストアイテムすぎる。
『書店ガール』碧野圭(PHP文芸文庫)
序盤、ぶっちゃけ読むのやめようと何度思ったことか。
そうですよね、普通の人が求めるのは「小説」であって「二次元」じゃないんですよね、とつくづく思わされました。楽しくて、辛くても最後は明るい気持ちになれるようなファンタジーを自分は求めてるんだなあ、と自覚させられました。
冒頭、メインの女性二人の対立から物語は始まります。
もう、女のシュラバすぎて……
現実はもっとひどいんでしょうか。……お腹いっぱい。
しかし、急に現れた苦難を前に二人は同じ方向を見ます。そしてようやく、少しずつですがお互いを認め合っていく――
その過程はとても良かった。これぞ! という感じで。
(……男性陣が基本アレなのは仕方ないのかなあ……)
そして最後、お約束の救いのある帰結が良かった。がんばっていたら報われる、とファンタジーかもしれないけど、そうでなきゃなにもかも意味はないよね。
このお話は書店を舞台にした物語で、本好きには色々ためになることもたくさんで中々興味深い物語でした。
そういえばこのお話は以前の担任の先生に紹介されたんだった。先生は2から読んだらしいけど……2まで読むべきだろうか。
人間関係の感じが慣れないけど、すくなくとも基本的な人間関係は今回で固まったから……期待してもいいのかな?
機会が合ったら手に取ってみようかな。
秋の古本市第二弾。(一冊目は神様のカルテ。終了間際に行ったんで予定より安く買えたんですが、とにかく時間が無くて全然見られなかった……。でもこの本が買えたのは僥倖でした)
思っていたより全然肩こりせず、むしろ読みやすい!
そして手がまったく止まらなかった。
自分普段は基本ラノベ読みなので、一般の重めの文章だと密度高くて疲れがちなんですが、それが疲れは多少あってもそれ以上に前のめりでした。
これで当時新人っていうんだから……疑うよなあww
冒頭は殆ど京極堂の説明に終始される。日本語でおkと思わず言ってしまいそうになる文章量・密度のセリフw これ、文字だから理解できるけど実際に音声としてきいたら何割も理解できず、頭に残んないだろうww
そしてこのセリフすべてが今回の事件を解く糸口であったわけだ。
まあ推理とかするような人間じゃないので(良くて想像)それに気づかず読み進めていたわけですがw
(……こーいうのは中二のときに読むべきだったのか、それとも今読んで正解なのかとふと考えてしまった。中二だったら見事神聖視するか猛反発するかしてたのかなあ。どうでもいいけど、うんw)
物語の承に当たる部分で登場する探偵さんが、本来ならこの手の小説で探偵として認められない存在でびびった。探偵役ではないとしてもこれはありなんですか。
そして姉妹関係は私程度でもわかる範囲でしたが……旦那さんは意外過ぎた。連なるそれぞれの罪の告白は重すぎる。
救われない話だと思うべきか、解かれて良かったと安堵するべきか。
怪奇と推理小説、両方の側面を持つ物語。戦中戦後、というまさにその時代を生きている主人公たちの『現在』は現代とは異なり、ひどく生々しい。
とかかっこつけてみたけどまあぶっちゃけ……君ら嫁がいる身で随分自由だなw、爆発しろ! と思っていたんですがw このあと嫁さんに絞られればいいと思います。
続き……買いたいけどどれ買うか迷うなあ。(新書? 文庫版……どの?)
『ダナーク村はしあわせ日和 都から来た警察署長』響野夏菜(コバルト文庫)
鳥籠の王女と教育係シリーズの未来……らしい。(この時点ではあまり接点は無いですね。ストーリーが続けばなんらかのつながりが出てくるのかな?)
シリアスな過去を持った不貞腐れ系無表情青年がほのぼのとした村での生活であたたかさを取り戻していくハートフルストーリー。たぶん。
主人公のシリアスな過去がわりと重要なんだけど、正直その辺があまり楽しめなかったなあ。村の濃い住人達が楽しすぎてもう……。
前述のシリーズをご存じならばある程度予想はつくと思いますが、この村、ただの田舎村じゃなくて、
何処にでもあるような平和な村。どこにでも居るような穏やかな人々。ただひとつ違ったのは、今では世界から薄れつつある魔力を持つ人々が住む――魔女村だったのです。
(つづく!)