a seek(to look for invisible)
最近:フラッシュゲーム楽しいです。
……ゲームはいちにちいちじかん(棒)
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最近読んだ本。
名探偵夢水清志郎事件ノート外伝 大江戸編(上・下)
『ギヤマンの壺の謎』『徳利長屋の怪』/はやみねかおる(講談社 青い鳥文庫)
夢水シリーズで雰囲気が最も好きでした。
もっと早くに読みたかった。(まあ昔の私じゃこの良さは解らなかっただろうけど 苦笑)
教授の語り口が本編より柔らかい感じがして、そこが良かったな。
(どーでもいいけど、挿絵の教授が時々(`●ω●´)タヌキに見えて困ったw)
あと、教授が教授(先生)してた。特に下巻は幕末で、開国か戦争かという状況で、「未来は子供たちのもの」というのを言葉と行動で示していたのが印象強い。
すっかりはやみね教室の生徒気分でしたw
今回のお話は「外伝」であり本編にはなんの影響もありません。
ただし、番外編という一回限りのお遊びというわけでももないようです。
というのも、今回出てくる軽業師・ゐつさんはクイーンの御先祖様ってことが名言されているので……
以下、メモ。
夢水清志郎左衛門さんの足跡をかるーくまとめると、
↓
- 大江戸編。長崎の出島、のちに江戸へ。
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- フランス。『虹北恭助の冒険 フランス陽炎村事件』にて、ムスティックを倒しにちりめん問屋の御一行が日本からやってくる昔話が語られる。ゐつは父親探しに、食欲魔人と巧之介はハワイから。
- ゐつと巧之介は結婚、食欲魔人はイギリスへ行ったらしい。(……フランスよりイギリスの方がごはん美味しいの……?)
虹北恭助シリーズに出てくるミリリットル家は、ゐつさん、巧之介さんと血縁関係はない。
ミリリットル真衛門さんが使う剣術は、ミリリットル家御先祖のレイピアの技
と巧之介さんの「天真流」とを合わせて創作した名も無い剣術とのこと。
……真衛門さんの蕎麦好きのルーツは巧之介さんだったのか……
(恭助といえば、今回さらっと一文だけ登場していて吹いたw 後書きにて、メフィストにシリーズ一作目が載ったときだそうで……感慨深いです)
大江戸編のフランス編(日本語おかしいネー)と、ムスティックに妖術を教えた「天才」のエピソードは既に作者さんの頭の中にあるようです。いつか見られる日が来るかなあ。
それから、虹北恭助シリーズの巧之介さんについて語られる日は来るんだろうか? 病の体でなぜ。恭助曰く「オカルトは専門分野」(こっちは言葉の綾かもしれないけど)。ラスト、響子ちゃんのモノローグ。……新&新・新が見つかったのでまた読み直そう。
「天才」の方は、『悪魔の錬金術師』のことかもと思ったんだけど、『フランス』の冒頭のやりとりからして違うっぽいしなあ……
……謎が謎を呼びまくってるけど、いつか答えが出ますように。
徒然しすぎたどうしよう。なにもまとまってないけど、今日はおしまいにしよう。
ありがとうございました。